日本酒と清酒って、同じような飲み物のように見えますが・・・
何か違うのでしょうか?
作り方が違ったり、味が違ったり、用途が違ったり・・・するのでしょうか?
結論から言うと・・・
同じものです。
えーっっっ!?
日本酒と清酒の決定的な違いとは?
日本酒と清酒は、同じモノと思ってもらって大丈夫です。
なので、呼び方が違うだけと思ってもらってOK。
では、なんで呼び方が違うんでしょうか?
普段・・・
「今日は何だか清酒が飲みたいなー。」
「昨日、清酒を飲み過ぎたんで頭がいたい・・・」
なんて、言いませんよね?
通常は、日本酒という言葉を使うと思います。
居酒屋さんのメニューも日本酒と書いてありますし・・・。
では、清酒ってどんな時に使うんでしょうか?
ちなみに、日本酒のラベルとかに清酒って表記してありますネ。
結論から言うと、酒税法上の呼び方が清酒なんです。
なので、日本酒は清酒として課税されている、それだけです。
でも・・・
なんで、わざわざ清酒と呼ばないといけなかったんでしょうか?
税区分的には、リキュールや雑酒の日本酒もあるということ
作り手的には日本酒を作っているんだけど、国側がそれは日本酒というよりは○○でしょ?という日本酒があります。
そういった日本酒は清酒とは表記できないんです。
例えば・・・
にごり酒の五郎八(菊水酒造)。
リキュール扱いです。
昔は日本酒として販売されていたようですが、酒税法が改正されてからリキュール扱いになったそうです。
リキュールって、なんか感じ悪いですネ。
でも、飲んでみると思いっきり日本酒です。
これぞ、昔ながらのどぶろく。
この五郎八は、一度飲んだらもう他の酒は飲めない、というくらいハマる人もいます。
もう一つ。
アルコール度数が高すぎると、雑酒扱い。
日本酒のアルコール度数が22度を超えると、清酒ではなく、雑酒扱いになります。
まあ、こんな風に例外もありますが、日本酒と清酒は同じものだと思ってもらって大丈夫ですョ。
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